主治医が応えやすい質問の仕方

Q、更新の時期になったので、「更新の時期になりましたので、サービス利用にあたり注意点等指示をお願いします」と主治医に依頼しました。あくまでも、主治医としての意見を伺ったつもりなのですが、お返事がなかなかいただず、困っています。・・・・どうしてですか?

A、主治医は返答に困っているだけかもしれません。 主治医に何を聞きたかったのでしょうか?
整理してみましょう
〇医師は、病気の専門家です。病気や治療の方針を決定するのは主治医の役目です。病気や治療の方針を聞かれれば、もちろん答える事ができるでしょう。
〇主治医に対しての「更新の時期になりましたのでサービス利用についての注意点を」という質問は、ケアマネジャーに対して、「入院の時期になったので治療方針を」と医師が聞くような感じかもしれません。
何を聞かれているのだろう?どんなことを答えればいいんだろう? と疑問に思いませんか?
質問のポイント
〇今使っているサービスの情報や、現在の生活状況、生活課題や目標、本人の要望など、『医師が知らないであろう情報』を伝えるようにしましょう。
「デイサービスでの入浴時に不安があるが、血圧や身体状況等でどんなことに注意が必要か」「サービス利用中痛みが急に強くなった場合、どう対応すればよいか?」「薬の副作用によってどのような症状が出る可能性があるのか?」など、気になっていること、教えてほしい事項を明確に伝えましょう。あくまでも病気の分野に関して意見をもらう事です。
その意見をケアプランに反映したり、サービス事業所へしっかりお伝えしてケアに活かしていただく。そこは、ケアマネジャーさんの得意分野ですね♪