連携室あんなかとは

在宅療養について

在宅医療・介護支援パンフレット「住み慣れたわが家で」群馬県発行

退院の準備、退院後の生活、救急時の対応・看取り等について市民の皆様向けに記載されています。

在宅医療について

安中市内医療機関案内

安中市内医師会所属の病院診療所が、安中、原市、松井田の3圏域別に紹介されています。定期的に家庭を訪問する「訪問診療」、急な体調変化時に家庭を訪問する「往診」等は、記載内容に関わらずご確認下さい。

在宅介護について

「介護保険べんり帳~わかりやすい利用の手引き~」安中市発行

介護保険の利用の手順やサービスの種類・費用の目安、元気なうちからの介護予防等について市民の皆様向けに記載されています。

介護保険べんり帳はこちら

「あんなか認知症安心ガイドブック」安中市発行

認知症の特徴や早期発見チェックリスト、相談窓口、利用できるサービスについて、市民の皆様向けにまとめられています。

あんなか認知症安心ガイドブックはこちら

「私のエンデイングノート」安中市発行

やっておきたいこと、やらなければいけないと思うことはあるけれど、何から手をつければいいか分からない、という市民の皆様の終活のノートです。

第1章 私のこれまで(出生地、家系図等)
第2章 私のいま(医療情報、毎月の引き落とし情報、預貯金や不動産、保険等)
第3章 私のこれから(介護、終末期医療、大切にしていきたいこと等)
第4章 私のエンデイング(葬儀、お墓等)
第5章 私の終活プラン(見落としがちな項目の確認、事前準備の整理)

訪問診療医のアドバイス

今少しずつ在宅医療の体制が整備されていますが、多くの場合は死が避けられない状況になり初めて本人、もしくはご家族がどのように人生の最期を過ごすか話すことが多い状況です。
身体的、精神的な変化や社会的な状況等により変化していきますが、自分自身が人生の最期をどう過ごしていくか一度考え、親しい人と話し合ってください。そして、エンデイングノートに書き記してみてください。

(安中市医師会地域包括ケアシステム担当理事 猿谷 忠弘)

問い合わせ窓口

安中市地域包括支援センター(ささえ愛センターあんなか)安中市高齢者支援課内
電話027-382-1111(本庁内線1188、松井田支所内線2156)

 

在宅看取りについて

訪問診療医から一言

看取りとは「人生の最終段階において無理な延命治療などをせずに自然に亡くなっていく過程を見守ること」とされています。
看取りには、身体的苦痛、精神的苦痛等、様々な症状が出現します。苦痛を緩和するために在宅では医師や看護師、ホームヘルパー等の医療・ケアチームが関わりますが、大切なのは看取りへの「覚悟」だと感じます。本人の希望を主体に家族や近しい人が繰り返し話し合いを行い、その人らしく過ごしてほしいと思います。

(安中市医師会地域包括ケアシステム担当理事 猿谷 忠弘)

祖母の看取りを経験して

「末期がん」の告知を受けた祖母は、家族と一緒に居たいと自宅で過ごすことを決めました。体調が日々変わり往診と訪問看護の利用を始めましたが、徐々にベッドで過ごすことが多くなりました。母が「ここまできたら、おばあちゃんが好きだったお風呂に入れてあげたい」と訪問看護師、ケアマネジャーに相談。訪問入浴を利用し、温かいお湯に浸からせてあげることができ、祖母はとても穏やかな顔をしていました。その夜、祖母は旅立ちました。最期まで祖母と家族の想いを尊重してくれた専門職に感謝しています。

(市職員)

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