多職種連携研修会
令和8年1月14日、松井田支所基幹集落センターにて、令和7年度多職種連携研修会「医師と僧侶が語る看取りとグリーフケア」を開催しました。ケアマネジャー、薬剤師、地域包括支援センターの皆さんにご参加いただきました。
まずは講師のさるや内科医院 猿谷忠弘先生より、『末期・重症心不全患者への介護「その人らしく」支えるために』をご講演いただきました。心不全健康管理手帳を使用しながら、心不全の悪化時にかかりつけ医へ連絡すべきサイン、臨死期の体の変化等、お話をいただきました。実際の現場で役立てることができる知識、「介護者の気づきが命を守る」等、大切なことを教えていただきました。
次に松井田にある雲門寺住職で上智大学グリーフケア研究所に所属されている古溪光大様からは、『よい看取りとこれからの連携~グリーフケア・スピリチュアルケアを現場にどう活かすか~』と題したご講演をいただきました。グリーフケアとは、大切な人との死別や大切なもの(希望や健康、思い描いていた人生等)の喪失による深い悲しみへの支援、スピリチュアルケアとは、仏教としては「その人が何を大切に生きてきたのか」「何に支えられてきたのか」に耳を傾けること。苦しみをなくすではなく、苦しみでなくす作業だそうです。看取りの場面での多職種それぞれの役割において医療介護の専門職だけでなく僧侶も役割を果たせたら…とお話しなさっていらっしゃったのがとても印象的でした。
講演後のグループワークでは、「心に残る看取りからケアと連携を共有しよう」をテーマに話し合いました。ご本人やご家族の思いや希望への支援や看取りに対する不安や迷い、後悔をどのように支えられるか、宗教の視点や考え方の受け入れ方等、どのグループも活発な意見交換がされていました。
次回は、来年度に入退院支援の研修会開催を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしています。