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2024.06.03

第2回 みんながつながる救急カフェ 終了しました

 令和6年5月22日安中市文化センターにて、二次医療圏で関わる高崎市医療介護連携相談センターたかまつ(高崎)と医療介護連携室あんなか(安中)の協働開催で行われました。
 今回は「本人の望みが尊重された対応とは~急変時の対応ってどうしてる?~」をテーマに、お二人よりご講演いただきました。
 安中消防署 救急1係 署長補佐の佐藤 秀信様からは『救急隊の現場活動について』と題して、「救急車が出動するまでの流れ」「救急現場に向かう車内ミーテイング」「救急現場に到着後の観察・処置」「群馬県統合型医療情報システムを使った搬送医療機関の選定」「救急情報シートの活用について」等お話しいただきました。救急隊の活動の実際や裏側まで、これからの業務に役立つ内容でした。
 株式会社彩華舎 介護付き有料老人ホーム松華 管理者の間々田 卓様からは、『介護付き有料老人ホームにおける急変時対応の現状と課題』と題して「事業所概要」「急変に備えた取り組み」「急変時における施設職員の悩み」「施設体制における課題、対応範囲についての意思確認の難しさ」「個人的な見解」等についてお話しいただきました。急変時の意思確認について、”ご本人の気持ちをきちんと代弁できているだろうか?それを家族に伝えきれているだろうか?(中略)言葉の裏側や行間をくみ取り切れていないと思うことも(以下略)”と葛藤や悩みを率直にお話ししてくださったのが印象的でした。
 その後のグループワークは「急変時対応の現状の理想・自分の職務をふまえてやってみようと思う事」をテーマに、医療・介護・救急の専門職の皆さんが意見交換を行いました。急変時対応の緊迫したわずかな時間しかお会いすることのなかった専門職同士の意見交換は、30分間では足りないほど熱を帯びお互いを理解する大変有意義な時間であったという感想が多くよせられました。
 これからも、ご利用者様・傷病者様ファーストな対応を目指す医療・介護・救急専門職の思いがつながりますように…
 次回は、10月に高崎会場での開催を予定しています。皆様の参加をお待ちしております。
 


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