令和6年1月31日安中市役所で、安中市内の病院ソーシャルワーカー、ケアマネジャー、調剤薬局の薬剤師の皆さんが参加し開催されました。
病院からの退院時の引継ぎ、入院時のケアマネジャーの引継ぎ状況のアンケート結果報告に加え、『身寄りがない方の意思決定支援』と題して高崎総合医療センター 患者サポートセンター 医療ソーシャルワーカーの高橋紀貴様を講師にご講演いただきました。
「医療ソーシャルワーカーについて」「医療・福祉と身寄りのない方」の事例紹介と実際の医療ソーシャルワーカーの対応、「多職種他機関との意思決定のための連携・協働」「多職種他機関も感じる様々な問題」「支援者の支援方法の確立とネットワークづくり」「病院や施設の身寄りがない人を受け入れる体制づくり」「行政のガイドラインやツール(エンデイングノート)の活用」等の内容で、問題を解決するための日頃の繋がり・スキルアップや1人の支援者ではなく支援できる体制構築の大切さをあらためてお教えいただきました。
講演後のグループワークでは、身寄りがない方への支援や対応を始めとした様々な意見交換が行われ、大変盛り上がりました。
在宅療養において、入退院時や身寄りがない方の「その人らしい暮らし」を支えるためには、医療と介護・行政も含めた専門職の連携が欠かせません。
多職種の皆さんのつながりを、もっと気楽に楽しくできるように!来年度も皆様の参加をお待ちしています。
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